種をまくの安全対策について
「種をまく」では、
こどもたちが安心して挑戦し、失敗し、学べる場であるために、
以下の考え方と体制で安全対策を行っています。
1.安全に対する基本的な考え方
私たちは
「すべてのリスクをゼロにする」ことを目的にしていません。
自然やものづくりには、
・熱
・刃物
・火
・自然環境
など、本来リスクを伴う要素があります。
だからこそ
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危険を遠ざける
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使い方を学ぶ
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自分で判断する力を育てる
この3つを大切にしながら、
「管理された挑戦」の中で体験を行います。
2.事前の安全確認と準備
● 活動前の確認
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活動場所・道具・動線の事前チェック
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危険箇所の把握と対策(立入制限・目印設置など)
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天候・気温に応じた活動内容の調整
● 道具・素材について
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年齢や発達段階に応じた道具を使用
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必要に応じて、軍手・手袋・保護具を使用
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刃物・火・熱源を扱う際は、必ず使い方を説明した上で実施
3.活動中の安全体制
● スタッフ体制
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活動内容に応じた適切な人数のスタッフ配置
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常に全体を見渡せる位置に大人が立つ
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危険が予測される場面では、声かけ・近接見守りを行う
● こどもへの関わり方
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「ダメ!」ではなく
「どうすると安全か」を一緒に考える声かけ -
無理にやらせない/やめる選択も尊重
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体調や気持ちの変化に気づくことを重視
4.自然体験における配慮
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虫・植物・地形など、事前に注意点を共有
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危険生物や立入禁止エリアの明確化
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水分補給・休憩時間をこまめに確保
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暑さ・寒さに応じた活動時間の調整
5.けが・体調不良への対応
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軽度のけがに対応できる救急セットを常備
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体調不良時は無理をさせず、速やかに休憩・対応
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必要に応じて、保護者へ連絡
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緊急時は、速やかに医療機関・関係機関と連携
※アレルギーや持病など、事前に共有いただける情報は、活動前に必ず確認します。
6.保護者の皆さまへ
「種をまく」では、
こども自身が「考えて行動する力」を育てることを大切にしています。
そのため、
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少しの汚れ
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小さな失敗
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うまくいかない経験
が生まれることもあります。
それらを含めて
「学びの時間」として受け止めていただけたら幸いです。
ご不安な点があれば、
いつでも事前にご相談ください。
7.安心して参加していただくために
私たちは
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安全を最優先に考えながら
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こどもの「やってみたい」を大切にし
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体験から学びが生まれる場
をつくり続けています。
「安心」と「挑戦」が両立する場として、
これからも丁寧に活動を行っていきます。